トルコリラ/円と南アフリカランド/円
低金利の中で、高金利と言われるトルコリラ(TRY)と南アフリカランド(ZAR)への通貨ペアでポジションを買い持つことにより、スワップポイントが付与され利益を受け取れるのが魅力です。
スワップ取引の注意点
一方、日本円や米ドルに比べ、トルコリラ(TRY)と南アフリカランド(ZAR)は、時間帯によってはマーケットでの流動性が非常に低く、指標発表等により相場が突然一方向に大きく動き出す可能性があり、スプレッドが大きく広がる可能性があります。
ですが、デューカスコピー・ジャパンのカバー先のDukascopy Bankが提供するSWFX(スイスFXマーケットプレイス)は、世界最大級のFXマーケットプレイスの流動性と結びつくことで、主要銀行の他、別のECNとも繋がり、最大限の流動性を確保しています。
南アフリカランドの場合は金の相場にも目を光らせましょう。
相場状況によってはスワップポイントの受取額以上の為替差損が発生する可能性があります。
トルコの場合、欧州や中東の動きも相場に関係する場合があります。
南アフリカ、トルコは、共に政情不安があるため、戦争やテロ、暴動などのニュースに目を配る必要があります。
受け取りから支払いになることも・・・
毎日金利の動き等によって常に変わるスワップポイントは、その国の経済指標や中央銀行の金融政策の変更により大きく変わる場合があります。
受け取りから支払い、または売買共に支払いとなる場合があります。
受け取りのスワップポイントのみならず、支払いの場合のスワップポイントも必ずチェックしましょう。
なぜなら、トルコリラ/円または南アフリカランド/円で売りポジションを持ち越した場合、スワップポイントは支払いになるからです。
祝祭日の影響
スワップポイントは両方またはどちらか一方の国の祝祭日により通常と異なる動きの数値を示すこともあります。
例えば日本の場合は、お盆期間は通常休みとなります。
その際、金の受け渡しがお盆明けとなるため休みの間に資金の受け渡しが困難になることを危惧して金利が通常と異なる動きをする場合があります。